2010年05月08日

99.内分泌かく乱物質

皆さん、こんにちは。理系英語のティーです。

今日は内分泌かく乱物質(環境ホルモン)について学びます。

出典は、前回に引き続き、
Brian Walsh, The Perils of Plastic (プラスチックの危険性),
Time April 12, 2010, pp32-38 です。

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今日の英文

Chemicals like bisphenol A (BPA) and phthalates --
key ingredients in modern plastics -- may disrupt
the delicate endocrine system, leading to
developmental problems.

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訳例

ビスフェノールA(BPA)やフタル酸の化合物のような化学薬品は、
現代の合成樹脂の重要な成分であるが、
繊細な内分泌系をかく乱して、
発達上の問題を起こすことがある。

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単語の意味

chemical 化学薬品、化学製品
bisphenol A ビスフェノールA (下の解説参照)
phthalate フタル酸(下の解説参照)
ingredient 成分
plastic プラスチック、合成樹脂
disrupt 崩壊させる、分裂させる
delicate 繊細な
endocrine 内分泌の
developmental 発達上の

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表現メモ

・「leading to (○○を引き起こす)」は使えそうな表現ですね。
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化学メモ

・ビスフェノールAは、ベンゼン環に水酸基(-OH)が付いたフェノールが
 2つ入っている化合物です。構造式は、
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%ABA
 樹脂の材料になります。

・フタル酸は、ベンゼン環にカルボキシル基(-COOH)が2個付いています。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%AB%E9%85%B8

 フタル酸とアルコールが結合してできるフタル酸エステルが
 樹脂の材料になります。

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生物学メモ

・分泌は、細胞の中から外へ物質を出すこと。
 内分泌とは、細胞から血管に物質を出すこと。(「内」は血管のこと。)
 内分泌学はホルモンを扱うことが多い。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E5%AD%A6

・内分泌かく乱物質は、環境中にある化学物質で、
 ホルモンのような作用があったり、ホルモンの作用を阻害するもの。

 内分泌かく乱物質の通称として、「環境ホルモン」を使うことがある。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E5%88%86%E6%B3%8C%E6%94%AA%E4%B9%B1%E7%89%A9%E8%B3%AA

・ホルモンは、動物体内の決まった器官で合成・分泌され、
 体液を通って循環し、決まったっ器官で効果を発揮する生理活性物質。
 体液中の濃度は微量。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3

・生理活性物質は、以下でどうぞ。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%90%86%E6%B4%BB%E6%80%A7

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編集後記

野瀬大樹さんと野瀬裕子さんが「貯金革命」を出版されました。
本のメモをブログに入れました。
http://teabooks.seesaa.net/article/149193352.html

お金の使い方を見直したい人にお勧めの本です。
posted by ティー at 08:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語表現
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