2010年09月10日

ブレア氏の自伝から。

英国の首相だったトニー・ブレア氏が自伝を出すらしい。

本の中から、アメリカに関する記述が少しだけTime誌に紹介されていた。
(Time, Sep.13, 2010, pp32-35)


ブレア氏のアメリカの友人の話。

その友人はユダヤ人。両親はナチスに追われて
ヨーロッパからアメリカに逃げてきた。

父親は早く亡くなり、母親が一生懸命、息子を育てる。

彼は成功してお金持ちになる。

「お母さん、外国に旅行しよう」と誘うのだが、
母親はなぜかアメリカの外に出たがらない。

彼の母親が亡くなった後、残された金庫を開けてみる。

金庫の中には、宝石の他に箱が1つ。

鍵が見つからないので、こじあけてもらった。

「一番大事な宝石が入っているのだろう」と思って、
中を開けると、封筒が入っている。

封筒の中には、紙が1枚。

それは、アメリカ市民権の書類。

彼のお母さんが何よりも大事にしていたものは、
ナチスに追われることのない、アメリカの市民権だった。


さて、あなたが大事にしているものは何だろうか。

金庫に入る物かもしれないし、入らない物かもしれない。


そんなことを考えさせる記事でした。

ブレア氏の自伝、ぜひ買って読もうと思います。
posted by ティー at 21:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | エッセー
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