2009年08月04日

38. 完了形

皆さん、こんにちは。理系英語のティーです。

今日は完了形を見てみます。

月面着陸は過去の出来事なので、
完了形がたくさん出てきます。

出典は前回と同じく
Time, July 27, 2009の「Moon Walker」です。

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今日の英文

(1) He has since pursued a high-profile
public-speaking and consulting career
that in many ways cashed in on his lunar
backstory.

(2) There can be a deep sense of loss
once the goals have been accomplished,
and there may be no adequate substitute.

(3) I once asked him if perhaps his old crewmate's
act was inappropriate for a man who in some ways
had been selected to make history rather than
make it on his own.

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表現メモ
 
・(1)と(2)は現在完了。(3)は過去完了が出てきます。
 (3)は時制の一致で過去完了、「had been selected」
 になっています。

・(1)の「cash in on (○○で儲ける)」は使えそうな表現ですね。
 口語表現なので、受験英語には使わないように。

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訳例

(1) 彼はそれ以来、講演やコンサルティングなど
 目立つ仕事をしている。
 月での昔の話で儲けていると言える。

(2) 目標を達成すると、深い喪失感を感じ、
 代わりの目標が見つからないかもしれない。

(3) 宇宙飛行士は各自好きなことをするためでなく、
 歴史上に名前を残すように選抜されているので、
 彼の乗組員仲間(アームストロング氏)
 の行動(人前に出ない)は、
 ある意味、不適切な行動ではないか、と
 私は彼に質問したことがある。


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単語

(1)
since その時以来
pursue 追跡する、従事する
profile 態度、姿勢
public speaking 演説
career 職業、出世
cash in on もうける
back 以前の

(2)
deep 深い
loss 喪失感
adequate 妥当な
substitute 代用品

(3)
inappropriate 不適切な
select 選抜する
make history 後世に名を残す
on his own 独力で

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内容メモ

・(3)の「以前の同僚の不適切かもしれない行動」というのは、
 初めて月面に着陸したアームストロング氏が、
 現在ではインタビューなど受けず引きこもっている点を
 指しています。質問された人は、「そんなことはない」と
 アームストロング氏をかばっています。

・月へ行くために何年も訓練をして、本番は数週間、
 人生最大の仕事が終わってしまった後どうするかは、
 確かに問題ですね。
 Timeのこの記事は、着眼点も内容もおもしろいです。

・目標を達成した後、気が抜けることがあります。
 学生が大学受験が終わった後に5月病になったり、
 社会人なら仕事の大きなプロジェクトの後ですね。
 受験やプロジェクトの最中も、
 「終わったら何をやるか」を少しだけ考えておくと
 いいようです。

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読者からのお便りコーナー

ドイツにお住まいのHさんからのお便りです。

> メルマガのティーさんの解説を拝読すると、
> 科学技術系の記事とは言え、決して無味乾燥な言葉ではなく、
> レトリックを駆使して書かれている事がよくわかります。

ドイツからのメールをありがとうございます。

そうなんですよ。Timeの記事は、
英文も内容も楽しめます。

今後もよろしくお願いいたします♪
posted by ティー at 20:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 英語表現
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